狩猟から畜産へ変化してきたように、今、食肉を得る新たな選択肢として「培養肉」が注目されています。
培養肉とは、動物の個体からではなく、細胞を体外で組織培養することによって得られた肉のことで、家畜を肥育するのと比べて地球環境への負荷が低いことや、畜産のように広い土地を必要とせず、厳密な衛生管理が可能などの利点があるため、従来の食肉に替わるものとして期待されています。
近年、世界中で「培養肉」の研究が行われていますが、そのほとんどが、「ミンチ肉」を作製する研究です。当研究グループは、肉本来の食感を持つステーキ肉を「培養肉」で実現する目標に向け、筋組織の立体構造を体外で作製する研究に取り組んでいます。
本講演では、培養肉の意義や重要性、関連する最先端の技術、実用化に向けた課題などに関して議論していきたいと思います。
日 時 | 2023年11月10日(金)16時00分~(Live/質疑応答あり) |
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会 場 | オンラインライブ配信 |
演 者 | 竹内 昌治 先生 (東京大学生産技術研究所 教授) |
参 加 費 | 登録・参加無料 |
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